サイズ | 直径 約14(10)cm/高さ 約1.5cm ()内寸 |
素材 | 陶器 |
目止め | 不要 |
電子レンジ | 〇(温め程度) |
オーブン | × |
直火 | × |
食洗機 | 〇 |
作家ものの器特有の表情が多く見られます
【直接貫入】焼き上げ後の素地と釉薬の収縮率の違いにより、窯出し後すぐに発生する微細なヒビのような模様
【ピンホール】素焼き後の素地に残った有機物や空気が、釉薬をかけた焼成後に小さな凹み(穴)として現れること
【鉄粉】土にもともと含まれる鉄分が、窯の中で焼かれることで酸化し、それらが黒点となって器の表面に出てくること
【経年貫入】水分を含むことで、素地が膨張しできた貫入から、食べ物や飲み物の色が入り込み、後からヒビのような模様になって現れてくる現象
【釉薬のムラ】手作業でひとつひとつ塗られているため、釉薬が垂れた釉薬溜まりなどが見られたり、全体に均一でないこと
手作りの風合いをお楽しみください
縁や底にみられる所々の凹みや、器表面に入った微細なキズや汚れは、制作過程にできてしまう、自然な現象となります。
特性について
目止め作業済です。ご家庭での作業は不要です。温め程度の電子レンジのご使用、家庭用食洗器のご使用は可能ですが、貫入が気になられる方は、なるべくご使用をお避けください。
野ばらの変わりゆく姿がぐるりと彩るプレート
葉が茂り、蕾がなり、花を咲かせ、やがて真っ赤な実を結ぶ。
そんな野ばらの変わりゆく姿がリースとなり、ぐるりとプレートを彩る、石黒さんの「野ばら」シリーズ。
5弁の一重の白い花びらと黄色のおしべとめしべ。
ほんのりピンクを纏ったつぼみ。
緑の葉っぱと可愛らしい真っ赤な実。
モチーフは、石黒さんが今のお家に住み始めた時に植えた野ばら。
ほんのりピンクを纏った蕾は、咲くと白に変化し、その様子がお好きだったとおっしゃいます。

石黒さんのうつわは、小さなお花づくりからはじまります。
一花一花、可愛らしく見えるように。
表情をみながら、配置を考えたり。
カットして整えたり。
色付けをして。
丁寧にお世話し、育てるのは、受け取った人とその大切な人たちに笑顔を届けたいから。
「皆さまの食卓に花を飾るようにお使いいただければ嬉しい。」という石黒さんの想いが込められています。

優しいカラーリングとしっかりと模った造形は、愛らしさと華やかさが合わさった魅力があります。
約14cmの小皿には、小さめのケーキや焼き菓子、和菓子をのせて。
和洋どちらにもよく似合います。
家族や友達に。
そして自分自身に。
甘いお菓子をのせて、ほっと休まるひと時を。
食事の際の取り皿としてもおすすめの大きさです。

花束を贈り、そっと応援するように仕上げられた作品たち。
それらを手にした使い手の暮らしと心までも温かく包み込み、傍でいつまでも咲き続けてくれます。

石黒さんの作品は、ひとつひとつ繊細な手仕事ではありますが、仕上がった作品を実際に使ってみると、とっても丈夫なことに驚かされます。
電子レンジ、家庭用食洗器が可能なところも、忙しい毎日に嬉しいところ。(貫入の進みが気になられる方は、ご使用をお避け下さい。また、絵付けに金彩を施している作品に関しましては、電子レンジ、食洗機、共にご使用にならないようにご注意願います。)
また、定番で長く作られているシリーズがほとんどで、その時々に買い足したりなどしていただけるようにとの想いも込められています。
そこに少しずつ新作シリーズを加えながら、活動されていらっしゃいます。