サイズ | 幅 約23(15.5)cm/奥行き 約16.5(9)cm/高さ 約1.5cm ()内寸 |
素材 | 陶器 |
目止め | △(お好みで) |
電子レンジ | 〇 |
オーブン | 〇 |
直火 | × |
食洗機 | 〇 |
作家ものの器特有の表情が多く見られます
【直接貫入】焼き上げ後の素地と釉薬の収縮率の違いにより、窯出し後すぐに発生する微細なヒビのような模様
【ピンホール】素焼き後の素地に残った有機物や空気が、釉薬をかけた焼成後に小さな凹み(穴)として現れること
【鉄粉】土にもともと含まれる鉄分が、窯の中で焼かれることで酸化し、それらが黒点となって器の表面に出てくること
【経年貫入】水分を含むことで、素地が膨張しできた貫入から、食べ物や飲み物の色が入り込み、後からヒビのような模様になって現れてくる現象
【釉薬のムラ】手作業でひとつひとつ塗られているため、釉薬が垂れた釉薬溜まりなどが見られたり、全体に均一でないこと
手作りの風合いをお楽しみください
縁や底にみられる所々の凹みや、器表面に入った微細なキズや汚れは、制作過程にできてしまう、自然な現象となります。
特性について
白地の釉薬のものは、経年変化が出やすいため、あらかじめ目止め処理済です。変化の目立ちにくい黒地のものは、目止め処理は行っておりませんが、黒地の中にも白の線があり、変化が気になられる方は、ご使用前の目止め処理をおすすめいたします。土物ならではの風合いや色の変化も楽しんでいただけたらと思います。また、器の表面に黒い凹みのある点のようなもの、釉薬が一部マット質な表情であるものが見られます。焼く場所や自然素材を用いた手作りならではの風合いとして、ご理解いただきますようお願いいたします。
洋でも和でも
食卓にしっくり馴染む、スリップウェア
少し厚みのある素地に、シンプルな造形。
そこに描かれる、まるで生きているような気配さえ感じる不規則な線。
それらが合わさり、伝統的な普遍の良さが魅力のスリップウェアが生まれます。
はるか昔、イギリスで描かれていた古陶スリップウェアと同じように、中川さん自身も意識されているとおっしゃる、緩やかに見えるような線の文様の数々。
うつわいっぱいに広がるそれらの図案は、素朴でおおらかな存在感を放ちます。

スリップウェアの王道の柄である、ボワーズヘッド。
フェザーコームと柄が似ていますが、ボワーズヘッドはシンプルな縞模様です。
飴色の釉薬の上を走るベージュの線。
あえて上手に描こうとせず、力を抜きながらラフに描かれた線は、躍動感があり、なんだかわくわくさせてくれます。
ところどころ見られる柄の滲みも、手作りならではの温かさを感じます。
描き方のパターンが2種類ございます。
■「縦」
■「横」
お好みをご選択ください。

長八角リム皿/大は、平らに近いデザインの板皿。
広めにとられたリムが可愛い。
ケーキ皿として。
また、サンドイッチとサラダを盛り付けたり。
バケットをのせたり。
落ち着いたカラーは、和食とも相性抜群。
おかずを盛り付けて。
オーブンも使用可能なので、オーブンウェアとしてもお使いいただけます。

柄がありながらも、料理をのせてもうるさく感じない。
むしろ、野菜やフルーツといった、素材自体の色が美しく映える、不思議な魅力のうつわ、スリップウェア。
使っていくうちに馴染むように表情を変える経年変化も。
たとえ欠けてしまったとしても。
それがかえって味わいとなる、一生もののうつわです。
オーブン、レンジも使用可能な、丈夫で多機能なところも頼もしい限り。
色々と並べて、組み合わせて。
食卓に彩りを運び、時を共に紡ぎながら、お使いいただけたらと思います。